高知市の山中にあり、崖っぷちでゴトゴト揺れるのに決して落ちないこととして有名な「ゴトゴト石」。
落ちそうで落ちないことから「受験生の聖地」と呼ばれている巨石です。
ですがもし!万が一落としてしまったらどうなるのか気になりますよね!
そこで今回は、
- 落としたらどうなる?
- 落ちない理由や仕組みは?
こちらについて調査していきたいと思います。
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ゴトゴト石とは何?!
ゴトゴト石とは高知市の山中にあり、子どもの力でも押すとゴトゴトと揺れ、落ちそうで決して落ちない不思議な石です。
ゴトゴト石を揺らす様子はこちらです!
@yuppar.outdoor 高知県のおすすめスポット、ゴトゴト石!チカラ自慢は一回は行ってみるべき!! #おすすめスポット #高知県 #ゴトゴト石 ♬ Jurassic World Theme - Voidoid
ホントに落ちそうで落ちない様子が不思議ですよね!
そしてこの石の裏側というのが、崖になっているという事もまた人気の理由ですよね。
ゴトゴト石を裏側から見た様子はこちらです。
本当に崖のてっぺんにあるんだね!今まで落ちなかったのが不思議なくらいだね!
地元の方のお話だと、ゴトゴト石は80歳のおばあちゃんのおばあちゃんが子供のころからあったそうです!!
かなり昔から地元の銃品に守られ大切にされてきたんですね。
ゴトゴト石を落としたら罪に問われる?
どんなに落とそうとしても落ちないゴトゴト石ですが、万が一落としてしまったらなんの罪に問われるか気になるところですよね。
2022年に、ゴトゴト石を落としてやろうと試みたあげく、動かないようにした大学生6人は器物損壊罪で20万円の罰金刑を科せられました。
でも、もしわざとじゃないのに落ちてしまったらどうなるんだろう!?
この故意かどうかいうのはかなり難しい問題だそうです。
2022年にゴトゴト石を動かないようにした大学生たちは、荷絞めベルトやハンマーやジャッキなどを使い、明らかに悪意がある行動だったそうです。
そして、その石が地域の観光名所として有名であることを知っていて、「落ちそうで落ちないことに価値がある」ということもわかっていたからこそ、わざわざおもしろがって遠路はるばる赴いたという状況がありました。
だからこそ地元住民の署名を集め、刑事告訴し器物破損罪で罰金刑が科せられるという結果になりました。
弁護士の菊池先生も以下のように話しています。
「このニュースのポイントは、これが『何罪になる』という決め手がなかなかないんですね。
私もアレコレ考えまして思いついたのが、地域の人たちが管理しているというのは一つの業務なんですね。
ですから業務妨害罪、ゴトゴト石を夜か何かに そーっと来て、動かなくした偽計業務妨害罪になる可能性があるのではないかと。
あと民事の問題としてこれを復旧するための損害賠償の問題も生じる可能性があると思います」
https://www.ktv.jp/news/judge/221207-3/
そのため、今回の事件では器物破損罪となりましたが、故意でなければ罪に問われるかどうかは難しいようです。
そもそもゴトゴト石はご利益があり、受験生や政治家が願掛けに来るような神聖な場所なので、そんな「落としてやろう!」という思想で行くことはしないでほしいですね…
ゴトゴト石が落ちない原理とは?!
こんなに崖っぷちにあり、大人が何人で押しても落ちないのは何故なのか不思議ですよね。
ですが、理由としては単純で
起き上がりこぼしと同じ原理
だそうです。
起き上がりこぼしと同じ原理ではないかと言われています。『ゴトゴト石』の重心と動く支点がずれているそうで、どれだけ押しても戻ってきます」
https://radichubu.jp/kibun/contents/id=29457?mobileapp=1
引用元:防衛省
起き上がりこぼしはおもりをつけるとそこが重心になります。 缶の側面のある一点を重心にした時、重心が缶の円の半分より上に動くと重心を中心に戻そうとする力が働きます。 左右どちらに転がっても重心を中心にしようとするのでどんなふうに転がしてもうまく戻ってくるのですね。
原理は案外単純かもしれませんが、崖の先にあることや、現在までも落ちずにいることはかなり稀な事なので、やはりご利益がありそうですよね!
まとめ
今回はゴトゴト石を落としたら何かの罪に問われるのか?
またなぜ落ちそうで落ちないのかの理由や仕組みについて紹介しました!
最後までお読みいただきありがとうございました!